-その4 牡鹿半島を回った上で女川経由志津川。田束山はイイ!- 海岸からこの距離で標高500mオーバーの田束山。絶景です。。 |
|||
この日の泊まりは南三陸志津川なので、作並温泉からは高速を使えばすいすいっと2時間程度で到着しちゃうわけですが、そりゃ駄目です早すぎます(このままだと13:00に着いちゃうもん)。というわけで、ちょっと寄り道していくことに。 |
|||
まだこの時期は新型コロナの営業自粛もなく平常営業だったのですが(臨時休館になったのは訪問2週間後の4/10-)、定休日ばかりは仕方がありません。というわけで上から船を眺めただけでオシマイ。2021/3には展示終了で解体されるということなので、その前にもう一度訪問したいものです。 |
|||
|
|||
「食事処 かんた」さん。基本はラーメン屋さんなのですが夜の居酒屋営業もやっておられるようです。震災後かなり早い時期から(2011/8?)大原浜近くでプレハブのお店を開き、復興関係の方々のお腹を満たしていたようで、この場所に移転してきたのはそんなに前でもないようです。 |
|||
|
|||
おしんこどんはシンプルに「ラーメン」(550円)、Takemaは「味噌バターラーメン」(750円)を注文(また画像はありませんが餃子1皿を注文して分け分け)。それぞれ美味しかったんですが、具だくさんの味噌ラーメン、バターは要らなかったかもしれません(ちょっとしつこくなってしまいました)。 |
|||
|
|||
というか、このモニュメント自体が無事だったこと自体がちょっとびっくりだったわけですが。ただ、震源地からの津波直撃ではなかったこともあり(牡鹿半島が防御)、女川界隈に比べたら津波の規模は少し(相対的には)ましだったのかなと。ただしそれでも8.6mですから絶対的に無茶苦茶なのですが! |
|||
港にはいくつもの漁船、奥では漁網の手入れが行われていました。 |
|||
そのすぐ上には、ホエールタウンおしかという複合施設がそれこそ出来たてという感じでオープンしておりました。網地島や田代島、また金華山行きの船の事務所もこの施設内にありますが‥全体としてちょっとオーバースペックかなと。ここまで大きなハコにする必要はなかったのではないかと思うのですが‥。 |
|||
|
|||
このあとは半島先端からぐるっと回って太平洋側へ。御番所公園展望台へとやってきました。ほぼ無人。すぐ向かいには金華山が見えていますが、 |
|||
ええーっ!?聞けば、学生時代にこっちのほうに遠征に来て、大会?が終わった後にお遊びで何人かで島に渡って泊まったのだとか。宿泊は神社か何かの云々ということだったというので、ほぼ間違いなくこちらでしょうかね。 |
|||
それにしても‥この人道橋は本当に必要だったのか? |
|||
というわけで女川へ。この当時新型コロナの緊迫度はさほどでもなく、写り込まないように撮影しましたが子どもたちがワイワイとはしゃいでいました。そもそも平日の午後ですからね。あがいんステーションでちょこっと買い物をして次へ進もうとしたのですが、旧女川交番周辺の整備が完了していたようなので見学することに。 |
|||
|
|||
実に立派に整備されておりました。何だか神戸の「慰霊と復興のモニュメント(東遊園地内)」を思い出してしまいました。周回路に小屋根でもあればとも思いましたが、それではあまりに造り込みすぎになってしまうからこのくらいのほうがいいのかな。 |
|||
2014/7訪問時(この時)に撮影した江島共済会館。鉄骨4階建ての建物が倒壊しています。 |
|||
この建物はその後2015/1までに解体され、この場所はすでにかさ上げが完了しています。駅周辺の商業施設も営業を再開し、女川の復興はそのスピードやユニークな手法も含めて「復興事業成功例」として全国各地から多くの視察者が訪れていたようです(実際、食堂などにも多くのネクタイ族の方々を見ることがありました)。 |
|||
|
|||
北上川を渡り、河口まで川と並走する快走路。ここも何度か道路の付け替え工事を行っていましたっけ。かさ上げもしたのでしょうが、あのような地震&津波が再来したら一刻も早く離れるべきエリアなのかと思います。近隣で起きた悲劇を繰り返さないためにも。 |
|||
|
|||
続いて志津川のさんさん商店街へ。仮設時代から数え切れないほど訪問していますが、平日の午後ということもあり閑散としていたのは仕方がないかな。なおもちろんわたしは観光客なのですが、この商店街で「観光客がまずめったに買わない」ものを購入したことがあります。それは「お念珠(数珠)」。 |
|||
|
|||
さてこのあとは本日のお宿へ。2年前(2018/3)と同じく下道荘(したみちそう)さんに投宿です。こちらの民宿、本業が漁師さんということで夕食がかなり豪華らしいのですが、いかんせんこの日の夕食は松原さん‥あ、そうか、こちらに2食付きで泊まり、松原さんには「昼酒上等!」ということにすればいいわけか。BRTで訪問したこともありますから(この時)それもありだなと。 |
|||
なお、前回とはお風呂の場所が変わっていました。広くなった展望風呂! |
|||
さて、夕方になる頃松原さんへ移動です。歩くつもりだったんですが、何と奥さまから電話をいただき、迎えにきて下さることに!実は夜訪問の際はいつも宿まで送っていただいていたのですが(感謝)、今回はまさかまさかの往復送迎に甘えてしまいました(申しわけありません)。 |
|||
|
|||
と、ご主人から「今回はこちらで料理を準備しましたので」とのお話が。ええっ、それってもしかして「海鮮三昧コース料理」ってことですか?(激嬉)。 |
|||
|
|||
お酒もクイクイ進みます。奥さまとのお話もいろいろと進みます(笑)。ただしプライバシーの関係を大いに含むので内容は残念ながら伏せさせていただきます。ボールゲームとか(大笑)。 |
|||
|
|||
明けて翌朝、いいお天気です。この日は駒の湯温泉に向かいますが、時間的に余裕ありというわけでちょっとのんびりスタート。 |
|||
まずは志津川湾に浮かぶ荒島へ。神社の鳥居も再建されました(左上画像は2018/3のもの)。 |
|||
ただし今回は頂上部の神社にはお詣りせずこちらで手を合わせただけですみません。さて続いては1区間だけ三陸道を利用して歌津へ。そこから山の中に入り‥ |
|||
田束(たつがね)山へと上っていきます。太平洋や志津川湾がよく見えます。 |
|||
ちなみにこちらはツツジの名所だそうで、5月中旬には綺麗に咲き誇るそうですが、リタイアしてからじゃないとその時期に来るのは難しいなぁ。というかそういう「時期を選ぶ」場所が幾つもあるので、今のうちにリストアップしておこうか(笑)。 |
|||
この日は風も穏やかで(荒島のほうがはるかに強風でした)、お弁当持参でのんびりするのにも最高でした(何も持参していませんでしたが)。まぁまだ全然お腹も減っていなかったし。 |
|||
|
|||
山頂手前には11の塚があり、奥州藤原氏(特に藤原秀衡)との関連があるようです。信仰の山だったんですね。そして木の間越しに西を見てみると雪をかぶった山々が。 |
|||
真西に見えていたのでたぶん間違いはなさそうです。ではいざ!‥とその前に、もう少し北上させて下さい(笑)。 |
|||
|
|||
ところで山頂下駐車場にあるトイレはまだ冬期閉鎖中でしたが、この時点で2人とも「トイレを求めて三千里(小用)」モードになりつつありました。しかしTakemaは目にしていたのです。 |
|||
というわけで下りがてらにピットイン。大きなダムではないので管理員常駐ではないようでしたが、トイレはしっかり開放されており(綺麗)、事なきを得ました。せっかくなのでダム見学をば。 |
|||
小さなダムですがまだ新しく(2012竣工)、洪水調節及び上水道用に設置されたようです。 |
|||
このあとは少し休もうかということでハマーレ歌津へ。コーヒータイムもいいかなと思ったのですが、コーヒーのテイクアウト店はあっても、ちょっと座って休憩する専用スペースがないのが残念。さんさん商店街のように共有のレストスペースを設けてもいいんじゃないですかね。こちらは地域密着度が高い店が多いですが、それこそ買い物に来た住民同士が「ちょっと座って世間話」という場所があってもいいような気がします。こぢんまりとした屋根掛けでいいのでねぇ。 |
|||
|