- その16 湯段温泉をタンノー後は岩木山経由で玉川温泉へ - バス停ふう看板、これは裏側なんですが表側は劣化で読みにくくなっています。 |
|||
(2021年7月-8月 その16) |
|||
ということでありました。遠方(関東圏など)からのお客さんにも訪問を断念してもらっているとのこと。でもわれわれはすでに旅行中であること、時雨庵さんが駄目だとするとこれから予約しようとしても他の宿からも断られる可能性が大であること、きっちり毎日(旅先でも)体温を計測しており異状がないことなどを申し上げ、何とか「やむをえずの宿泊許可」をいただいた次第です。 |
|||
当時一時的とはいえ出勤禁止(まだリモートとかの準備はゼロだったのに)、また毎日の検温や石鹸手洗いの励行は厳しく指示され(前にも書きましたが体温についてはそれ以来毎日スマホ経由で職場の保健部に報告しています)、その後も37.5度以上の熱があったらとにかく出勤するな、37.0度を超えている場合も出勤の是非を考えろと指示されました。それもこれも、新型コロナ患者が最初期に「職場から数百mのところでクラスターが発生(ちなみに職場の同僚の奥さんも濃厚接触者)」だったから、まさに「人ごとではない」対策でした。 |
|||
(データ出自は東京都のcovid19公式サイトから) |
|||
とびっくりするような「激減」を示しています。専門家会議でもこれだけ減った理由を説明できてはいませんが、減っているのは確かなことです(だからいつ激増に転じてもおかしくはないともいえますが)。 |
|||
|
|||
まずはお部屋へ。と、このお宿では当然のごとくという感じに猫がやってきます。前回は(この時です@2014)マロとモモの2匹が迎えてくれました(モモは人見知りゆえお風呂場の脱衣カゴで寝ているばかりでしたが)、しかし当時看板猫のマロくんは残念ながら2020/9に天に召されてしまい(モモはもっと前に?)、2021現在は2歳のミミくんが宿猫の看板を背負っています。 |
|||
|
|||
「嶽きみくん、しっかり甘くなるんだよ」と願いつつ、湯段温泉「街」へと歩いていきます(時雨庵は別荘地エリアにあり、源泉は別なのだそうです)。さてその「街」なのですが、最盛期には4軒の湯宿があり、われわれも長兵衛旅館に宿泊したことがあります(この時です@2006)。しかしその長兵衛旅館がまず最初に廃業し、しばらく廃墟的な様相を呈していましたが(2014参照)、今回見てみると更地になっていました。 |
|||
|
|||
今回、静明館の前に車が駐まっていたので、もしかしてお願い突撃すれば入浴させてもらうことは可能だったのかもしれません。でも自分は「その手のお願い」って苦手というかあまりやりたいと思わないのです(その点、ジカ専突撃をなさっている人はすごいなぁと)。 |
|||
知ってはいましたが無人で、各自料金箱(袋)に入浴料を入れるという「勝手入浴」システムです。それにしても、この障子を利用したメッセージボードはなかなか秀逸かと。かつて客室で使っていたものでしょうか(いくつかあります)。それにしても入浴料、安いなぁ‥。 |
|||
さて、それでは入浴させていただきましょう。いざ浴室へ! (意味なきリフレイン) |
|||
さて湯温計測!といきたいところですが、なぜだか温度計が数日前から見あたらないのです。薬研温泉で使ったのが最後ですから、どうやら晃山楼さんに忘れてきたんじゃないかと思います。でもまぁそうだとも断言はできず、別のどこかかも知れないし‥諦めました(2021/10月現在すでに同型の新品購入済み)。 |
|||
|
|||
時雨庵の夕ごはんは品数はそれほど多くはないとはいえ、左上画像に見えている海苔巻き(ご飯じゃなくて海苔巻きできましたか!)、もうこれだけでお腹いっぱいになってしまう量です(少食夫婦)。ゆえに、ラップに包まれたとうもろこしは(まだ嶽きみじゃなかったかもしれません)そのまま廊下に置かれた冷蔵庫へ「封印」し、あとのお皿物に全精力をつぎ込むことに。何とかクリアしたと思いますが、もしかして海苔巻きも一部は冷蔵庫行きだったかも知れません(記憶曖昧)。 |
|||
というわけでした。ま、それ以外はわれわれの部屋で寝てしまったり、朝風呂から戻ってきたらしっかり布団で寝ていたりとかはあったわけですが(笑)。 |
|||
|
|||
もちろん「コラ!」と追い払うわけですが。しかし猫って酢飯を食べるのでしょうかね?まぁ興味津々のお年頃なのかなと。あ、追い払われたからといってそんなに拗ねないでも(右上画像マウスオーバーで別画像に変わります)。 |
|||
ただ、時雨庵の浴槽は比較的深めであるため、いっそう濁り度が強調されて見えているのかも知れません。 |
|||
実際の色合いはこの程度で、さして濃い濁りではありません。 |
|||
さてしかし、朝ごはんを食べたあと、出発前の最後の一浴だというわけで再び浴室に入ってみると、そこにはなかなかの色合いが! |
|||
もちろん喜んで入浴した次第です。そんなわけで時雨庵さん再訪も終了。なお後日自分のサイト内にあったマロくん画像を(撮影時の画像等を)自宅帰宅後女将さんにお送りしました。喜んでいただけたようで何よりた。 |
|||
ということにいたしました。ただ、頂上へは以前登ったことがあるので車で八合目駐車場までですけれどね(年々不精になる自分=元山岳部員とは思えません)。 |
|||
もちろんしっかりと日本海まで見渡せました‥が、なぜかこのあたりのデジカメ画像はすっぽりと消え失せてしまっていることが判明。よって360度カメラ(THETA)の画像しか残っていなくてちと残念。たぶんPCへの画像コピー時のミスかと思われます。 |
|||
|
|||
そんなわけで先へ進みましょう。このあとはちみっと東北道でショートカット。花輪のSAには「秋田県内初出店!」だという松屋がありましたが、地元在住の人はそう簡単に食べに来られないんじゃないですかね(もちろん搬入路はあるので来ることは可能ですが、市街地からは随分離れていますし)。 |
|||
|
|||
いや確かに煙草の煙はケムイかもしれませんよ、でもだからといってここまで喫煙者を「迫害」する必要がありますか?近年増設されてより広くなった道の駅なのに、わざわざその増設エリアの一番遠い端っこ未整備エリア(左上画像マウスオーバーで立地画像に変わります)まで、売店エリアから100mくらい歩かせるって?かくして到着した喫煙所たるやご覧のようにろくに手入れも行われていませんよねこれって。喫煙者はこの道の駅に来るなってことですか?ついでにいえば「冬もこの場所で」なんですよねそうですよね!(怒)。 |
|||
まずは「大噴」を眺めたりしながら(相変わらずすごいなぁ)、 今もしっかり湯治客に人気の岩盤浴小屋を横目にしつつ噴気地帯を進みます。 |
|||
やってきたのは北側の沢。この沢には一度浸かったことがありまして(この時です)、実に気持ちよかったので「あの時の悦楽をもう一度」というわけでの再訪というわけです。しかし‥ |
|||
先人による造作も各所に見られましたが、どこも手を浸けた瞬間「これ無理!」と瞬時に判断できてしまう湯温でした。いや、そこそこ下ればどこかに適温湯があるのでしょうが、この日この場所でも明らかに気温30度越えだと思われる中で延々と湯沢を下る気持ちにはならず、まぁいいやと今回は野湯入浴を断念しました。まぁしょうがないよねまた今度! |
|||
こちらにも温泉キャラクターが。最近あちこちで目にしますよね。 |
|||
さて新玉川温泉はあくまで立ち寄り湯で、このあとはいよいよ本日のお宿を目指します。今朝の時雨庵の湯と同じ色の温泉、ハイもうわかりましたね、あの温泉です! |
|||
|