[2023夏北海道編もくじへ]



- その8 進んだり戻ったりしつつで川湯温泉泊。 -



ええっと川湯温泉までやってきましたよ。

(2023年7月28日-8月16日 その17 北海道編その8)

さてこの日も曇天&小雨で、道内入りして最初以降はずっとお天気がイマイチなのですが、まぁ雨といってもせいぜい小雨くらいなのでよしとしましょう、出発後はちょっと某所に立ち寄りました。



何度も寄っている湯ですが、現在は完全に「野湯」となっています。何だかカバーもあった時代もありましたが(笑)。オープンになったことで表面湯温も下がりご覧のような感じです。夏向きというか、そもそも冬には来られない場所ですし。

あ、湯面の揺れは湯の勢いによるものではなく、公序良俗の観点からわたくしTakemaが湯を思いっきり揺らした後に撮ってもらったものなので念のため(笑)。なおここの湯は100%足元湧出です。



季節外れの紅葉?を眺めながらの入浴をタンノーしました。ただ、この界隈も今後は荒れてくるのかなぁ、今のところは刈り払いもされているようですがあの施設(全然使われていなかったような)が解体されればもう‥という気がします。あ、温泉ファンによる踏み分け道くらいは残るかな(笑)。

このあとはちょっとリベンジというか初湯というかにチャレンジしましたが営業時間の壁に阻まれ、とりあえず久々に「ぽん湯チャレンジ」となりました。



三光館の脇入口屋根下には、バイクも駐めさせてもらいました。



お湯は期待通りぬるめの泡付きヨシでありました。

さて三光温泉ぽん湯上がりのタイミングでもまだまったくお昼前なのです。この日の目的地もさして遠くないのではありますが(なぜかボカす)、実はTakemaにはちょっとこだわりがありしまた。それは‥



「すずめ」から「三光ぽん湯」まで進んだわけですが、温根湯温泉となれば再び戻ることになります。ただそれでもつつじ荘をと考えたのは‥



ただその後つつじ荘は経営権を移譲し、旧滝の湯センターとともに現在は地元の(株)夢風泉が運営しています。でもお湯は変わらないはずですし‥



もっとも日帰り入浴は正午からということで、「だったら先にお昼ごはんを食べれば無問題」ということになります。以前は道内チェーン蕎麦屋の「福住」があったのですが閉店?というわけでとりあえずお店を検索。うん、洋食というか地元系ファミレスがあるようなのでそこに決定です!(なお福住温根湯店は「道の駅おんねゆ温泉」エリアにて移転営業しているようです)。



やってきたのは「ef(エフ)」。この車がその関係車両だと思いますが、配達もやっているのかな?未確認ではありますが、今後はそういう需要も増えてくることでしょう。そもそも「出前」ってある意味日本特有の文化だと思いますし。



オホーツク北見塩焼きそばには地元ならではのオニオンリングが鎮座しています。ホタテも嬉しい。なお配膳とともに「魔法の水」が振りかけられ、これでさらに美味しくなるのだとか。確かに美味しかった!(あとで調べたところ帆立エキス水らしい)。おしんこどんはオリエンタルスパ(カツカレーパスタ)を注文。これはこれで美味しそう。

平日ということもあり地元のお仕事関係者が多かった記憶がありますがこのあとはほぼ満席に。選択肢が少ないということもあるのでしょうが、地元の人気店であることは間違いありません。



さて日帰り入浴タイムになりましたんでちょっと戻って温根湯温泉のつつじ荘へ。先客さんは‥いなーい!





泉質はアルカリ性単純温泉なのですがpHは9.3とアルカリ度が高く、ゆえにツルツル感あり(さすがに「一羽のすずめ」のヌル感ほどではありませんが)。うん、いいお湯だぁ!

ところでこの半円形の浴槽ですが、宿の運営母体である(株)夢風泉はここの他に滝の湯センター(「一羽のすずめ」至近)も運営していて、あそこのお風呂も半円形なんですよね。たまたまなのでしょうが同じ形だなぁと(だから何だというわけではないですが)。



なおネット上の情報によると、現在この「いずほ3号泉」は個人宅以外ではここつつじ荘にしか配湯されていないようです。あまり源泉データにはこだわりがない自分ですが、いいお湯だっただけに‥いつでも入れますように。



湯上がりには少し左上画像の休憩所にてほっこり(なおこの訪問時、おしんこどんは車で寝ておりました)。

なおどなたもおられなかったお風呂ですが、かつて向かいには旧共同浴場もあったようです。ただ2003年の廃業らしいようですが、20年前に休業した施設としては外装はかなり立派に残っているなぁと@いづほ公衆浴場)。



ところでこの日はしっかり雨模様でして、そうなるとお外系のアクティビティはやりにくい‥というわけで道の駅おんねゆ温泉に移設された「北の大地の水族館」を見学することにしました。誰しも考えることは同じであるようで、館内はそこそこ賑わっていました。家族連れの姿も多かったな。



こちらは淡水魚の博物館のようで、「北の大地」のほかに海外(熱帯)の淡水魚も飼育しています。当然水温が低くなると問題なので、そちらには温根湯の源泉をミックス投入しているようです(サパーリ系単純温泉ですからね)。

また、右上画像のように館内掲示のコメントやSNSの公式サイトもなかなか味がありまして、こういうある意味での開き直り、個人的に好きです。「見られることがあります」よりも明らかにインパクト大だし、飼育員さんたちの思いがよく伝わってきますからね。



中には「水族館の魚を‥食べちゃった」という検証記事の掲示もありまして、食べ比べの結果、



などという怒涛の記載もありました。是非ともこのアピールスタンスを今後も続けていただきたいものであります(応援)。



さてこのあとは網走方面(あくまで「方面」であり網走には行きませんでしたが)へと向かいます。と、ここでおしんこどんからのリクエストが。



何じゃそりゃ?と思いましたが、聞けば「ポケモンの意匠を凝らしたマンホールのふた」なのだそうで、おしんこどんが集めているのではなく友人がということでした。なお「多く集めたからといって何か特典がある」わけではないようで、要はコンプリートを目指しての満足欲求を満たす企画のようです。ダムカードみたいなものか。

往時の「仮面ライダーカード」(古いな)にも似ていますが、あれは「当たり」が出ると収納用のアルバムがもらえましたからある意味射幸心をも煽っていたわけですな(小学生相手に)。

というわけでここからは「通り道にポケふたがあれば」という条件付きで立ち寄ることにしました。まずは美幌駅前で1つゲットというわけです。



ちなみに駅前の奥側には「君の名は」の石碑がありましたが、よくわからないので興味ある方はお調べ下さい。ラジオドラマとも朝ドラとも。たぶん両方とも絡んでいるのでしょうが。

さてここ美幌でおしんこどんはドラッグストアへ。そこそこの必然性があったと記憶しているのですが、何の市販薬を買いに行ったんだっけ(自分も忘れました)。あ、アブ関係だったかも。

この後は美幌峠を越えて(自分的にはそこそこ珍しいです。嫌いというわけではないんですが峠が混んでいるので避ける傾向あり。なお小清水峠は美幌峠と比べて間違いなく数倍の利用経験あり)、屈斜路湖沿いの道道を進み‥





川湯温泉の常宿も「ラルゴ」-「ホテル川湯パーク」と流れてきましたが、どちらもなくなっちゃった&たまたまこちらの公式ツイッターXさんが数年前に拙アカウントをフォローして下さったことが縁で、Takemaには珍しく?このような大型ホテルを川湯の常宿としております。もちろん居心地がいいから何度も泊まっているんですけれどね。



その居心地の良さ、喫煙所スペース(右上画像)も含めてです。

館内には「懐かし横丁」などのスペースもありますが、これは自分(たち)にはあまり興味はないかな。でも大規模ホテルですから家族連れやインバウンドのお客さんも多いはずですし、そもそもわれわれのような「夕食なし」のお客はメインターゲットであるはずもなく、泊めてもらえるだけで有り難いですが。



ご存じの通り?川湯観光ホテルのすぐ脇には無料の足湯がありますが(この日は板場が濡れていたので利用しませんでした)、道を挟んだ向かい側にはホテルの独自源泉がありまして、そこには「テスト中」の掲示とともに何やら太い系の金属がぶら下げられておりました(右上画像マウスオーバーで拡大画像に変わります)。これって何だろう?水道系の配管かな?

実はもともと館内には川湯温泉の酸性度の強さ(pH=1.8)を示すべく「釘」の腐食の早さを見せる展示があったのですが、これは「もっとぶっとい金属」でそのインパクトを示そうという実験なのでしょうね。この段階ではまだ大きな腐食までには進んでいなかったようですが、この後どうなったのでしょうか?

さてこのあとの川湯温泉における定番夕ご飯といえば「味楽寿司」さんだったのですが‥





これまで火曜定休日に当たったことがなかったので完全に油断しておりました!(夏の書き入れ時ということもあり普通にやっているとも思い込んでもおりました)。

しかしそうなると他のお店の下調べは‥あ、一度だけ利用したお隣の居酒屋さんも定休日のようで‥嗚呼万事休す。



よって、下調べなしにとあるお店に入ったわけでしたが‥正直イマイチだったのでお店の名前は出しません。あとで調べたら、もっとよさげなお店が数軒あったんだけれどなぁ(先に調べなさいって=自己ツッコミ)。







明けて翌朝、お風呂をタンノーした上で朝ごはんです。あ、お風呂は撮禁になっていたので画像はありません。以前と特に変わりはありませんでした(以前のページはこちら)。

朝ごはんは質素に見えますが、ビュッフェなので「自分としてはこれで十分」なのです。というかこれでも多いのです。



「また来てね」のイメキャラに見送られつつやってきたのは硫黄山。この山の上ではその昔湯に浸かったりもしましたが(この時とかこの時とか)、直近ではTakema母&おしんこどん母と4人で真冬にやってきたのが最後でした。2011年の2月かぁ、東北東日本大震災のほぼひと月前に何も知らず浮かれていた時のページはこちらです。



風はそこそこありましたが硫化水素ガスは大丈夫なんでしょうか?秋田の玉川温泉などにもいえることですが、「絶対大丈夫」とは誰にも言えない代わりに、「だからといって『危険がゼロではないから立ち入り禁止』という、まるでいまだ「原発ゼロを主張する一部勢力の」ような流れにならないことを祈ります。あ、2024/2現在、旭日旗マークの新聞社による世論調査でも原発再起動容認派は半数の50%に達しましたけれどね。

なお、右上画像マウスオーバーで表示される画像に置かれているタマゴはわれわれが置いたものではありませんので念のため。

さてこのあとは「チェリーブロッサムフォール」(バレバレ)を経由して‥どこへ行くのでしょうか?あえて予告せずですが定番ばかりでもう新規湯はあり‥あ、一応超メジャー野湯ですが一応あったか(笑)。

 [2023夏北海道編もくじへ]    [次へ]