- その2 湯っくり湯治とホタル観賞、翌朝はアンモナイトセンターへ - |
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(2024年6月14-16日 その2) |
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二間続きの二号室は快適そのもの! |
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通されたお部屋は二号室、「いつものお部屋」で二間続きのゴージャスルーム(8畳+10畳)。ちなみに食事は別室(個室)でいただきますので、部屋は完全にプライベートユースです(もちろんお掃除とかは入りますが)。なおこちらのお部屋部分はエントランス部とともに震災後しばらくしてから新築されています。だからリフォームとは違う安定した落ち着きがあるのです。まだピカピカですよ。 |
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さて部屋に入ったあとは早速お風呂へ。分類的にはアルカリ性冷鉱泉の沸かし湯であり循環もしているのですが、塩素系薬剤は清掃時にしか入れていないそうです。わずかに塩素臭を感知したこともありましたが問題にならない程度ですし、カランの湯も源泉利用です(今回はなぜかシャワーが稼働しませんでしたがTakema的には問題なし)。 |
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この時点ではまだそこそこ腫れていて足首の太さからして全然違ったわけですが、すでにテーピングによる軽い固定になっていましたし、この1週間後にはそれも外す許可が出て「あとは頑張って歩いてね」という感じになりました。手術はしていないのでリハビリもなしでした。 |
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湯上がりには2人とも我慢できず生ビールを注文。 ちょっと喫煙所で撮影。左右の足首、太さが違う。 |
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湯上がりには庭を少しだけ歩きましたが、鶴のオブジェを見つけて「え、谷地温泉の発見とか由来には鶴の温泉養生が絡んでいたんだっけ?」と思って調べてみたのですが、特にそういう由来はないようです。すでに創業100年を越す田村屋さんですから、やはり常磐炭砿絡みの湯治需要があったのかなと(作業員諸氏は超重労働だったはずですし)。 |
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こちらに泊まると間違いなく注文している「お飲みもの」は「日本酒三種飲み比べセット」なのですが、そのセットを2人前お願いすると「六種のお酒」が供されるというわけで、ご覧のように「実に飲み比べ甲斐のある」味わいセットなのであります。 |
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当然ですが、熱いものは熱々で登場します。カツオ刺身ですが、1枚が1.5枚分くらいの厚みで切られており、そしてその真ん中の背の部分には切れ目が入れられています。そこに‥ |
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初めての頃は少々遠慮がちに挟んでいた記憶がありますが、もう慣れましたんでトッピングのニンニクはぜぇんぶ使い切って食べました!(代わりにショウガがちょっと残った)。 |
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これまで田村屋さんに泊まったのは冬から春(~GW)にかけての時期ばかりだったのですが、以前ご主人が「この宿近くでは6月になるとゲンジボタルが舞うんですよ」とおっしゃっていたことを忘れてはいませんでした。予約時(6月第1週)に確認してみると、「例年は6月第3週の末頃が見頃なんですが、今年は気が早い個体がもう飛んでいるのを見ました。2週目末ならそこそこ大丈夫だと思います」とおっしゃっていたので期待していたのです。 |
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それでもまだ早め時期だったからかちらほらという感じでしたが、最盛期にはそこそこ見応えがあるくらいになるそうです。ちなみに連泊だったのでこの翌日も見に行ったのですが(お宿から歩いてすぐなので)、気のせいか次の日のほうが少し数が多かったように思います。なお右上画像マウスオーバーで、「なぜか路上から飛び立とうともせず光を放っていたヘイケボタル」画像に変わります。なぜ1匹だけヘイケ? |
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ちなみにご主人および若旦那さんからは次のようなことをうかがいました。 |
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ちなみに道路脇でホタル見物をしていたところ、下から1台の車が上がってきました。ご主人の姿を見つけて停車し、車から出てきたのは石川屋さんの女将さんで、「ホタルを見ているんですよ」と(ご主人が)説明すると、「あら、ここにはまだいるのね」とちょっと驚いたような感じでした。ご存じなかったようですね(地元民あるある系でしょうか)。 |
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さて、明けて翌朝もいいお天気。ん?庭にネコが。 あれれ松の木によじ登り‥休息。ルーティン行動? 朝ごはんもいい感じ。アサリのお味噌汁が具沢山♪ |
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この日は連泊なので荷物をまとめる必要もなくのんびりです。朝食後は少し宿周辺を出歩きます。 |
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いわき市アンモナイトセンター。お宿からはまさに数分の距離なのですが、はるか昔に訪問したきりでおぼろげな記憶しか残っていなかったので(おしんこどんは訪問したことすら忘れていました)、まぁリハビリってことで(関係ない)行ってみたわけです。 |
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こういう展示法、どこかで見たなと思ったら‥2022の夏に津軽の田舎館村で「田んぼアート」のお隣にあった文化財センターがこれでした。「弥生時代の田んぼ跡」をそのまま覆う造りだったわけでした(この時です)。この展示スタイル、なかなかにリアルでいいですね。 |
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(右上画像マウスオーバーで拡大画像に変わります) |
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見学を終えて外に出てみると、建物のお隣に「発掘作業の現場」がありました。同じ地層が続いているんですからそりゃ「大物」もヒットする可能性があるわけですし、そもそも出ても出なくてもなかなか楽しめそう。 |
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展示中の産出化石。そうか、「BIG1」が出なくても小さなものはそこそこ出るということなんでしょうね。それにしても「手を触れないでね」とはありますがこのエリアは完全無人で、ここに来る人はいい人ばかりと信用されているのでしょうか?ちなみにさらに小さな破片については「お持ち帰りOKコーナー」もありました。理科の先生とかだったらびっくり小躍りしちゃうんじゃないでしょうかね。何しろ「レプリカではない現物」ですからね。 |
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