− 南八ッ、赤岳のんびり山行記 −
よおっし、あと少しで稜線だぁっ!
(2004年3月26-28日)
毎年3月下旬には遠出をすることが多いTakemaでした。確か去年は沖縄慶良間だったよなぁ。しかし寄る年波というべきか、さすがに今年は長い休みも取れそうにありませんでしたので、せめてものあがきということで週末+1日を使って雪山に行ってくることにしたわけです。天気は極上、いやぁ、久々に雪の上でまったりできました。
目的地は南八ヶ岳の赤岳、赤岳鉱泉にテントを張ってのんびりしようという目論見です。さてさて、どんなことになったのかは見てのお楽しみっと。ちなみに、今回はTakema単独の行動でした。おしんこどんは実家@奈良でお留守番っと。
さっそく寝坊、ぎりぎりで赤岳鉱泉へ
朝一番の特急で行くつもりだったのになぁ(苦笑)。ま、八ヶ岳だから、そして赤岳鉱泉までだから致命的ミスとはならずに済みました。ほっ。
寒〜い一夜を明かし、翌日は極楽天気!
この時期のテント泊には絶対欠かしたくなかった重要装備をしっかり忘れたTakemaにとって、この日は結構「忍耐の夜」となったのでした。よって、内燃機関フル操業?(笑)。
地蔵尾根、上に行けば行くほどキツかった。
中山乗越から先、そして地蔵尾根ルートはTakemaがこの日一番の登山者のようでした。ルートそのものは明瞭なのですが、うっはぁ、吹きだまりの急斜面ラッセルかぁ(涙)
よっしゃ稜線へ
この時期は、晴れていても諏訪側からの強風と戦いながらの稜線歩きとなるのが普通なのですが、おやおや風がない!フードもろくにかぶらぬまま頂上へ。
微風快晴、赤岳から見る日本列島に雲なし!
貸し切りまったりと過ごしましたが、しまった、テントに大変重要なる飲料を置いてきてしまった!阿弥陀方面まで縦走するかどうかちょっと考えた挙げ句、今回は直降ルートの文三郎道を使ってみることに。ここを通るのは初めてだったんですが‥う〜ん、少なくとも下りでは二度と通るまい。
あったか春の日射しを浴びて‥カモシカものんびり。
行者小屋すぐ近くまで下ってきたところで、ゆったりと木の芽をかじるウシ科の動物発見!いやぁ、逃げないねぇ。というわけでのんびりと観察。
うっひゃぁ、たまりませんなぁ!
この日のうちにテントをたたんで下山することだって十分に可能でした。でもねぇ、この心地よさをもっともっと堪能しなきゃ勿体ないものね!