あーホント久々でした。すっかりヘタレライダーゆえいろは坂で他バイクに抜かれました(笑)。 |
(2017年6月11日) さて梅雨に入ったとはいえどうやら予報は悪くない、というかこの梅雨の走り(梅雨入り後間もない頃)の時期って結構お天気よかったりするんですよね特に北関東!というわけで、ひっさびさにライディングジャケットを引っ張り出し行ってみましょうじゃありませんか奥日光金精峠! この周回ルートですが(市川@千葉−東北道−いろは坂−金精峠−沼田−関越道−市川@千葉)、以前バンバンいちご白書をもう一度、いや違ったババンババンバンバンいい湯だな♪、いやこれも違いますがもうしつこいのでやめておくとして、このルートは以前毎週のようにツーリング(ほぼ日帰り)をこなしていた頃は「春先の山岳エリア初遠出=冬の間になまったライテク(ライディングテクニック)に活を入れる!」という意味での定番コースだったわけです(こちらとかこちらとか)。 しかし先代のTakema車であったCBR1100XXブラックバード、最後のほうは「いつ走行中にエンジンが止まるかわからない」という難病を抱えてしまい、おそらくそれが内蔵のコンピューター基板によるものだろうとは想像されたものの、逆車ゆえ「イギリスから10万円以上する基板を取り寄せてみても、それで直るかどうかはわからない」というお話でした。 ということでその頃から遠出を自粛するようになり、こちら=ブラックバードお別れタンデムツーリング@房総2015/6のあと、現VFR800Xに乗り替えたあとも、こちら(=初めての長距離ツーリング@茨城)やこちら(奥会津のたつみ荘さん詣で)くらいしか遠出はしてこなかったのでした いや、でもバイクに乗ってこなかったわけではありません。否、平日は雨天を除き毎日バイクに火を入れています。そう、通勤で。でもね、 |
いわばエンジンにとっては、オーナーの恣意的使用により「とてつもない生活習慣病による慢性病(不具合)レッツゴー三匹まっしぐら!」というわけです。そんな習慣病を克服するためには「とにかくエンジンをがっつり長く回してあげること」が何よりのごちそうであることは言を俟ちません。ゆえに、先日オイル(エンジンの血液)交換をしたばかりこともあり、よっしゃ久々にいっくぞぉー!というわけです(勇ましい発言)。 ところで前置きが長くなりましたが、実はこの数日前にこのツーリングを決行するつもりで早起きしたにもかかわらず、途中で急に気持ちが萎えて結局終日おうち待機となったことはここだけのヒミツです(苦笑)。 |
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そんなわけでいざ出発し東北道−日光道へと進みます。さてしかし日曜日の朝にもかかわらず東北道、何だか通行量が総じて少ないんですが?左上画像は都賀西方PAでのものですが、バイクこそそこそこいるものの(奥も左も団体ツアーさん)、ソロライダーや乗用車の数は少ない‥。 そして日光道、車だと滅多に休憩しない日光口PA(右上画像)ではバイクはご覧のとおり、そして乗用車のPエリアもガラガラでした。と、ここで口元が「不敵」とは別の意味でほころぶTakema。それはつまり、 |
というわけです。ふだんの通勤では車体をバンクさせることもなく低中速で走らせているだけですので、ワインディング路ではTakemaがすっかりヘタレになっていることは謙遜でも何でもなく「事実」なのですよ。その事実を証明するのが前後輪のサイド部分の使用痕なのですが、まぁみごとに車体を傾けた痕跡なしでしたからね。 というわけで日光口PAからはいろは坂を越えて無停車で竜頭の滝駐車場まで。明智平はともかくとして、中禅寺湖まで上がってきてしまうと「ちょっとした休憩場所(特に湖側)が商業施設のPを除いて皆無」なのですよね。だから昔から中禅寺湖界隈でバイクを(車も)駐めたことはほとんどありません。たぶんこれからもそうでしょう。 |
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おそらくハイキングを楽しむ方々の車でPは満車でしたが、どうせちょっとの休憩なので駐車車両の後ろに駐めて問題なし。車だとそれもなかなか勇気が要りますがバイクなら余裕です(もっともバイクを離れてミニハイクとはいきませんが、もう少し駐める場所を工夫すればそれも問題ないかと)。 |
で、このあとは戦場ヶ原を突きぬけるR120!(でも「日本ロマンティック街道」という勝手な命名には与しませんが)。ちなみにこの日の交通量はご覧のとおり。実際のところ撮影までには30秒ほど待ちましたが、でも車線中央から撮影できているということは前後 この先の湯滝Pはこの時期もう有料になっているのでパスし(シーズンオフの無料時に滝を下から眺めたときのページはこちら)、湯の湖畔の無料Pにマイクを駐めて湯滝を上から眺めることに。 |
(なお湯滝の上下部は遊歩道でつながっています。ベストなのは歩くことですね)。 |
いよいよ湯元温泉へ。「ゆもと」の名を冠する温泉は関東や東北にもいくつもありますが、那須やいわき、また箱根の同名温泉は「湯本」ですのでお間違えなく。 もちろんここ湯元温泉では「入浴の儀」を考えておりました。でもねぇ、どこの施設に入れてもらうかが悩むところなのですよ。 もしあなたが「日光湯元温泉初訪問」であるのならもう答えは1択のみ「日光寺温泉寺」で間違いはありません。しかし週末は概して混んでいるんですよねぇ(旅行ガイドなどにも出ていますんで)。かつて「はるにれの湯」があったときは「こっち!」とも言えたのでしょうが。ちなみにその昔、かの「はるにれの湯」に日光白根の冬山登山の帰りに宿泊し、温泉を自分たちだけで貸し切りタンノーしたことは懐かしい思い出ですわ。 で、その周辺のほとんどのお宿も日帰り入浴OKなのですが、どの宿湯を選ぶかは好みの問題かなぁ。自分も8宿湯くらい巡ってますが、たまに「イマイチ」というところもありました。ただしお湯はどこもいいですので設備とか清潔度の問題と考えてください。あ、「のみ不可」のあの高級宿は知りません。なお前回入浴は湯の湖荘でかなり気に入りましたが露天はありませんので念のため。以上、大して役に立たない日光湯元温泉ガイド終了です(笑)。 |
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そんなわけで今回は「定番たる」温泉寺に行ってみたわけですが、やっぱり混んでいてひっきりなしにお客さんが!ゆえに画像なしなのは当然として、男湯が新しい増設浴室になっていたのにビックリ。それでも4人が体育座りで無理して精一杯の浴槽ですが。でも湯が熱めなので洗い場で涼む人が多く、それで何とかなっている気がします。神さま、この湯温を何とか東北某所の湯にも分けていただいて‥いや、あの豊富な湯量がアチチになったらそれはそれでリンダ系の困っちゃうということになるわけで(何のこっちゃ)なかなか神仏への祈りも難しいところではあります。 |
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湯上がり後は広間で休憩OKでして(ただし時間制限あり)、お茶とせんべい&領収書が「あくまでセルフピックアップ」の方式で置かれています(応対してくださる方はとても丁寧&穏やかな女性で、入浴中に上記セッティングをなさっている模様)。その領収書の記載が右上画像のように「休憩奉納」であることはいつもながらかなり大好きです! さてここからは県境の金精峠をひっさびさに駆け抜けますよ!いろは坂とは違ってここから県境まではそこそこRの緩いワインディングもあり、楽しく走れる区間でもあります。でも見晴らしがよく&バイクや車を駐められるところはあそこだけだよな?というわけであの駐車帯の最下部にバイクを駐めました。 |
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もちろんそれは「駐車帯であり安全」という意味を含みます。ただ気になるのがこの駐車帯の整備状況です。両上画像からも何となくおわかりいただけるかと思いますが、そもそも駐車帯そのものが斜めに傾斜しているというのは結構大きな問題です(バイク乗りの方々はおわかりかと思いますが、駐車場におけるバイク左右の傾斜角が違うだけでも止める&発進するにおいては「最悪」です。だから右上画像のTakemaバイクもあえて「ましな傾斜角度」で駐めています)、そしてそこに簡易舗装の凸凹&細かなアスファルトの石くれ‥ |
(ついでに週末だけでも湯元温泉資本のミニ屋台を出したらそこそこ売れるよ!) |
以前は有料道路だったこともあり、現在も実質的な維持管理は栃木県のどこかの部署がおこなっていることでしょう。金精峠に登っていく中でのこのわずかな「平地に出来る&好展望の場所」をなぜこんな中途半端のままにしておくのでしょうか?もとより車も(現状では)7-8台しか止められないような場所ですが、そもそも駐車スペースとしての区画線もない現状はあまりにもお粗末です。何とかしてよ! このあとは金精峠のトンネルを抜けて群馬側に入り菅沼(の観光無料駐車場)に向かいます。というか菅沼はいつでもバイクや車を駐められるという安心感がありますし。 |
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なお施設の真ん前駐車場にバイクを駐めると、決して強引ではないとはいえ(これ重要)、イワナ焼きやすいとんほかの勧誘の声を耳にします(駐車場は広いのでそれが気になるのなら遠い場所に駐めればいいです)。でも自分は、 |
久々に「日光ツーリングにおけるルーティン(定番行動)」を完遂できて満足でした!ちなみにすいとんは360円だっけな、季節により「きのこ入り」とかを標榜したりしていますが、「山菜入り」とは標榜していませんでした(笑)。 でもね、この時期だからか大根多めとはいえホントに具だくさんなのは右上画像の通り。表面張力に挑戦するがごとくのツユの盛り具合も具だくさんあってのこと。中サイズのプラカップですが全部食べきるまでにはそこそこ時間がかかる=C/P高し!ただしほかの売り物についてはお値段高めです。というかこの立地(山奥)であれば当然全部高くてあたりまえ、だからこそ「すいとん」のC/Pよっしゃが光るわけです。 |
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さてすいとんブレックファストのあとは(実はあれがこの日最初の食事でした)峠を一気に下り、山麓一歩手前の白根温泉加羅倉館へ。すぐ下に日帰り温泉施設もありますが、自分としてはやっぱりこっちです。もっとも日帰りのほうに行ったことはありません。 川向かいの母屋(宿)に入浴料を支払いにいき、さてと思ったところで母屋側におられた年配の男性(お宿の関係者か否かは不明)からこのようなお声掛けをいただきました。いわく、 |
へえぇー、全然知りませんでした!ちなみにこのあとでしげしげと外観を眺めてみましたが、たぶん相当お金をかけて手を入れているんだろうなと推察いたします。ちなみに今上天皇がかつて宿泊されたのは昭和27年らしい‥陛下が18歳くらいの頃かぁ。ちなみにこの別館にも宿泊することは可能だそうですが、まず間違いなく特別料金だと思うのでわたしは本館で十分です。というか身の程ゆえそっちの方が落ち着きそうだし。 さてそんなわけで本館で入浴料430円なりをお支払いしていざ湯へ。近くには大きな日帰り施設もありますが、自分としてはシンプルな方がいいのでいつもこっちです(というか日帰り湯のほうには入ったことがないし、あっちは入浴料も倍近いとか?)。 |
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湯小屋の入口には「只今の時間 川向かいの本館で料金を支払ってから入浴してください」と書かれた看板台が置かれています。ちなみにかれこれ20年以上前からこの湯を利用してきたTakemaですが、こちらの湯小屋側に宿の係員さんがおられたことはこれまで一度もなかったような気がします(笑)。 ま、そんなことはどうでもいいですお風呂です。脱衣場はリフォームされエアコンも設置されていましたが(以前は扇風機だけだった)、浴室への扉を開けてみると‥ |
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以前、毎週のように日帰りツーリングにいそしんでいた頃は、ここに立ち寄るのもある意味「ツーリングにおける日常」でしたからね。何だかとっても懐かしい気分になりました。まぁもっとも今回もツーリング中なのですから「いまだに同じことをやっているだけ」なのですが(笑)。 湯上がりに自販機の飲み物を買い入口外の椅子に座ってクールダウンしていたら、宿の女将さんが別館から出てこられたのでしばしお話をば。かの東日本大震災のあと、しばらくは湯の湧出がぐんと増えたのだとか(湯温とかは変わらなかったらしい)。ちなみに源泉はどこなのかと思っていたのですが、あにはからんやこの入口の真ん前なのだそうで、そうなるとまさに引き湯距離ほぼゼロでのドバドバ投入というわけですねうらやましい! |
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さて加羅倉館を出発です。この日は日射しこそ強いものの気温自体はそれほど高くないので楽‥いやちょっと待て、このあと関越道で前橋や熊谷、そして練馬などの「お暑うござるで御免候ふ」エリアを通過しなきゃいけないんですよね。覚悟せねばと思いつつ一気に帰路につきました。 もっとも、バイク備え付けの温度計表示でもいちばん暑くなったときで29度止まりだったので幸いでした。途中駒寄PAでトイレ休憩しただけで関越道通過、外環道に入ったところで‥ |
というわけで、外環道新倉PAの小さな売店(いつの間にかローソンになってた)でアイスカフェラテとアメリカンドッグ(小さいねー、安いけれど)にておやつをほおばり、本日のツーリングをふり返ります。 気がつけば拙サイトからもバイク系のお出かけネタがめっきり減り、一部の御仁からは「エアライダー2号」というありがたくないレッテルを授与&認定されかけていただけに、とりあえずこれでしばらくは「エアライダー疑惑」からは解放されそうでよかったヨカッタ。 【エアライダー疑惑とは】 |
ということで外環道をゆったり流して終点の三郷南まで進み、あとは下道をトコトコと自宅まで。結局この日の走行は約520kmでした。でもあれれ、久々の長距離ツーなのにバイクを降りてもさしたる疲労感を感じません。VFR800X、やっぱりツーリング用にセッティングされたバイクなんだなと今さながらに感心した次第です。 そんなわけで、わたくしTakemaは今後ともツーリングライダーの一員として頑張っていく所存ですので、変なレッテルなどをお張りにならないようよろしくお願い申し上げます(笑)。 さてここからはおまけです。早めに自宅に着いたTakemaゆえ、家のことも少しはやらなくちゃねというわけでいきなり「農夫」に変身です。実はわが家の裏庭にはラズベリーが植えられており、この時期は実の収穫に忙しいんですよ。 |
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この日の収穫はだいたい100個くらいだったでしょうか。ちなみにこの3日後あたりには300個オーバーの収穫でした。昨日は110個くらいで、どうやら収穫のピークは過ぎたみたいですが、まだまだしばらくはラズベリー園として頑張ってくれそう‥いや、 |
摘み取り後はざざっと洗って‥量が多すぎるので多くは冷凍に。おしんこどんが「おいおいスムージーにするね」とのたもうていますがまだ先のことでしょう(今は収穫期=食傷期でもあるので)。ただ、本来絵的にはさえない芋焼酎ロックに「鮮やかな色合い」を加えてくれていることは確かです(右上画像マウスオン)。いわゆる「透明湯に柚子やリンゴやアヒル団長を浮かべる」のとおんなじかな(違う違う)。 そんなわけでこのページ終了!次のツーリングご報告はいつになるだろう?実は夏用ライディングジャケット、持っていないんですが(苦笑)。 |
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