- その14 薬研の湯浴み*2のあと釜臥山、その後一気に南下。 - かなりぬるいというかほとんど水なんですが、絵的にはパラダイス♪ |
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(2021年7月-8月 その14) |
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(この時のページはこちら) |
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しかし‥「立派すぎる(無許可の不法)工作物」となると行政の側も見て見ぬふりはできないというわけで結局撤去されてしまったわけです。その後訪問することもなかったわけですが‥でもさ! |
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そう確信しつつ車を駐めました。16年前に1度しか訪問していないのに「たぶんここだ、こんな感じの場所だった」と車を走らせながらピピーンとくるのはわれながらすごいなと。昨晩の夕食は思い出せないくせに(苦笑)。 |
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ここにはかつて木の蓋が被せられていて自由に湯が汲めるようになっていたはずです。でもこの雰囲気からすると「一度は壊した構造物をまたあとからモルタルで覆い直した」のではないかと思われます。でも今度は(まだ)撤去されていない?なぜ? |
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つまり「純粋に『湯汲み場』としての工作物であればまぁしょうがないか」‥というのが行政諸氏の微妙な判断なのでしょう(厳密にはこれも違法なのでしょうが。しかしわたくしTakemaは知っています。 |
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(誰だって知ってますって)。 |
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そして、湯枡から流れ出た湯は流域面積を広げながら(これ重要)、なだらかな傾斜地を沢へと流れ下っているわけです。というわけで湯の流れを追います! |
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先人による苦難の「湯だまり」ができていました。そしてこれは人工の建築資材を使っておらず「ただ多少の穴を構築しただけ」です。そのかわり決して深くはなく腰が浸かる程度ですかね。となれば次に科学的分析という名の検温度チアーです!(「チアーって何だ?」とわからん人はスルーしてね)。 |
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(ハイまた昭和ネタなのでスルーして下さいね) |
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ちなみに緑色の藻が繁殖していましたが、底部が岩や砂なのでそれほど気になる感じではありませんでした(「利用者」も皆無ではないでしょうし(笑))。あと、不思議とアブの数が少なく(1匹だけ来ましたが)、快適に過ごせました(日陰だったからかな?)。 |
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(「だったら野湯に入らなければいいのに」という合理的な意見は却下)。 |
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やってきたのは日帰り施設の晃山楼さん。以前は「古畑旅館」として営業していた施設ですが、現在はオーナーさんも変わったそうです。お声掛けすると女性が出てきて下さり、入浴料500円をお支払いしていざお風呂へ。えへへ、駐車場に車が1台も駐められていなかったので到着時から期待していたんですよ。 |
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湯口が見あたらないのは浴槽内直接投入のためで、しっかりとオーバーフローしておりかけ流しです。ちょっとネットで確認してみたところ、この総ヒバ造りの浴槽は旧古畑旅館自体の造作そのままのようです。 |
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湯温は‥先ほど同じく46度オーバーですね(苦笑)。でもさっぱりした単純泉でかなーり気持ちよかった!そして「単純泉」の皮を被った狼高温湯ゆえ、湯上がりの汗がやめられない止まらないモード!でもこういう汗はいいですねー! |
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基本的に旅館時代から大きく手を入れているわけではないようです。となると、当時の古畑旅館さんがいかにしっかりと造り込んでいたのかということが推察されると同時に、それでも廃業してしまった理由は?何だか不思議です。 |
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いっぽうで、現オーナーさんによる装飾も華やかです。カラオケは‥このご時世ゆえやっていないのかな?(マシンが外に出されタオルが被せられています)。ん?そもそも無料? |
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いつのまにやらおしんこどん、かぶりつきで観戦中(笑)。 |
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やや長居した上でおいとまいたしました。女性の方(は女将さんとお呼びしていいのかな?)はわざわざ外に出てお見送りして下さいました。また来てねとお声掛けいただきましたので、今後可及的速やかに再訪計画を立案したいと思います。なかなかすぐにとは申しあげられませんけれどね。 |
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ただし厳密にいえば霊場恐山のエリアはこの宇曽利湖も、そしてここまで車で通ってきた県道の区間も含まれるのではないかと思うんですけれどね。まぁ、山門をくぐらなければ正式な入山ではないでしょうからお許しを to Takema母。 |
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いや、もちろん「上流がどうなっているのか」の確認には向かいましたよ。うーん、魅惑的なんですけれど、以前この界隈で強行入浴を図った人がガスにやられて亡くなっているんですよね(その湯穴自体は埋められました)。ちなみに右上画像の真ん中あたりはイイ感じに見えますが湯温は低いです。高温湯湧出部もあるんですがいかんせん湯量が少なくて‥ |
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というわけで目浴&手湯のみにて‥ |
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それにしても、今は解体されて跡形もありませんが、以前はこの湧出エリアのすぐ脇に「しゃくなげ荘」があったんですよね。とりあえず当時立ち寄り入浴しておいてよかった‥(その時のページはこちらです)。 |
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自衛隊のレーダー基地が見えてくると展望台も近いです。 |
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先客さんは1組だけで、それも入れ違いに帰っていったため何とわれわれの貸し切り状態です。展望台の管理人さんも人恋しいのか?「今日はいいですよ最高です。でもひとたび天候が荒れるとここはねぇ云々」とお話し下さいます。では訪問者記名のあと屋上の展望台へと上がります。 |
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来たことはありましたが(この時です)、展望の記憶があまりなかったので新鮮に楽しめました。こんな展望地、首都圏にあったらそれこそ「押すな押すなの駐車場満員御礼2時間待ち!」だったりするんですけれどねぇ(箱根の某黒タマゴの地などではそんな状況がそこそこ頻繁に起きています)。 |
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雲が近ーい!こんな場所をわれわれだけで独占できる僥倖に感謝です。 |
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あのドームは何だろうと思って帰宅後調べてみたら「しもきた克雪ドーム」という屋内運動場でした。人工芝が敷かれた108m*108mのドーム内では野球もできるしテニスなら8面の同時競技も可能ということのようです。むつ市は青森市のエリアに比べれば積雪は少ないとはいえ、そもそも青森市は(一定以上の人口を持つ)世界の都市部における最大積雪量を誇っているわけですからね(青森市民の方々、お疲れさまです)。 |
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と立っていられないほどに苦しみもがき始めました!とにかく痛そうなのでキーを渡して車に戻し(あとから降りた自分は人でなし)、とにかく水で目を洗うようにと話しました。自分はたまたま目薬(医療用)を持参していたので、あとから車に戻り点眼(処方薬ではありますが特殊眼病系のものではなく眼の潤いを補う系のものだったので問題ないと判断した次第です)。 |
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何と眼からティッシュに出されたもの、それは本当に小さな羽虫(の本体)でありました。おそらくは展望を楽しんでいたおしんこどんの眼に意図なく(当然)この羽虫が着地し、まさにその瞬間に行われたまばたきにより眼の内側に取り込まれてしまったのだと思われます。 |
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外見画像は撮り忘れたのですが、午後の休憩はなく17:00までの連続営業、駐車場は未舗装ですがトレーラーでも入れる広さ、実はクーラーはありませんでしたが広い店内、まさに往年のドライブインそのものでした。 |
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なかなかめぐり合えないはずの列車通過にも遭遇♪ |
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このあとは道の駅横浜に立ち寄り、福袋(賞味期限が近くなってきたもの詰め合わせセット)を2つ購入し、1つは自分たち用ですがもう1つは数日後あのご夫妻への差し入れ用にと(もちろん賞味期限のことは説明しましたよ。でもまだ2ヶ月くらいは余裕がありましたんで)。 |
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画像が急に暗くなりましたが明度の自動調整が勝手に暗くしただけで、この時はまだ15時台でした。左上画像の左には「桃李物言はざれども下自ら小蹊を成す」の温泉がありますねぇ(今回は通過。直近の訪問はこちらのページです)。 |
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そこそこ地域の需要はあるようです。助かりました。 |
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さてそれでは(ホントはランドリーよりも先にでしたが)今宵のお宿にまいりましょう。 |
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