- その1 まずは桃、そして湯めぐり! - |
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はい、いつものこちらからスタートです。 |
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(2024年9月16・17日 その1) |
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滅多に立ち寄らない無人PAだったのですが、「放射線情報 交通情報」と大きく記された小屋がありました。こんなのあったんですね。内部にはリアルタイムの放射線量が画面表示されていましたが、あの切り通しのところでも1.6μSv/hですか、ホントにずいぶん下がったよなぁ、開通直後(2015/3)には同じ場所が5.4μSv/hでしたっけ(確か見た中で一番高かった時は7.2μSv/hくらいだったはず)。開通前には除染も為されたのでしょうが、約10年で1/3以下に自然減衰したことになります。そしてそれは他の場所でも同じはずです。 |
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と、何とも心強いお返事をいただきまして、先月同様(この時です)「桃買い」へと臨んだ所存です。ただいつも購入するあきば果樹園さんは晩生種を育てていないらしく、すでに梨の販売へと移行していましたので今回は残念ながらパスさせていただき(梨は地元の千葉も一大産地というか生産額は第1位、地元市川も北部は梨の果樹園だらけなので)、道の駅へと向かった次第。そして‥ |
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もちろん茶箱で、わが家へのお持ち帰り用です。よしよし、今シーズン最後の桃だぞ♪ |
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高湯への登り口、最後の集落にある「胡々里庵」へ。有名どころなのか早い時間でしたがそこそこ混んでいました(まぁ連休中だし)。ちょっとお高めの値段設定かなとも思いましたが、そもそも量は少なくていいので大物狙いはやめて辛味大根そばを注文しました。蕎麦つゆのほか大根の絞り汁にも浸けて食べられるというのがいい感じで、味噌も添えられているので味変もできるし美味しかった♪ |
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静心山荘、ホントにいいわぁ。思えば震災直後の2011GWに初めて泊まりで訪れたのがこちらのお宿だったのでありました(この時です)。当時は放射線量云々もあまりわかっておらず東北、特に福島は観光どころではなかったわけで、予約の電話を入れた際も「どちらからですか、え、千葉から?ありがとうございます」と女将さんからのお言葉をいただいた記憶(というか記録)があります。 |
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独自源泉ですが周辺のお宿に比べるとやや湯温は低めです。 |
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さてこのあとは磐梯吾妻スカイラインに上がったのですが、上はガスと霧雨で吾妻小富士に登るはおろかビジターセンターに立ち寄る気も起こらず全て通過しました(残念)。しかし山を下るにつれてとりあえずこちら方面ではガスもないし霧雨もやや収まったかなということで、続いての湯へ。 |
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(なぜかフロント画像は斜め撮影画像のみ) |
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以前も2度ほど立ち寄り入浴していましたがしばらくご無沙汰でした。本館が完全に新しくなっているのを見て入浴料お支払い時に伺ってみると、担当の方は「え?」というお顔とともに「2022の地震で旧施設は倒壊してしまったんです」とおっしゃいました。 |
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ただものは考えようで、小さい浴槽ですからお湯の入れ替わりが早く進む新鮮湯を楽しめるともいえます。手前の洗い場部分は乾いていたのでしばらく先客さんはなかったよう。 |
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湯の表面には油膜が浮いており、いろいろな成分が含まれていることがうかがえます。しかしこれだけの濁り湯であるのに泉質分類は単純温泉となっているのが不思議なところ。成分総計は0.9413g/kgで、一番多いのが硫酸イオンの386.2mgですから確かに濃くはないのですが‥。 |
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まずはメイン浴槽にじっくり浸かり‥ |
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前はなかったはずなので新たに設置されたものでしょう。ただ投入量の関係かぬる湯になっていて、この日のお天気&標高の高さからするとあまり楽しめず、再びメイン浴槽に戻ってのんびり浸かりました。 |
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というわけで道の駅裏磐梯で小休止です。今回は寄らないのですが、そのうち裏磐梯に連泊して「ウチダザリガニ」の捕獲&調理で食べるという企画を実行に移したいと思っています。実は食べたことはあるんです。 |
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(その時のページはこちら) |
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お知り合いのきょうみさんが縁で塘路漁協の組合長さんからウチダザリガニの塩茹で(と淡水エビ)をいただき、ブラックバードでYAMANONAKAカムイミンタラキャンプ場まで運んで食べたのでしたっけ。もう15年も前の話ですが。外来種のウチダザリガニゆえ漁業権を気にすることもなく捕獲できるわけで、是非やりたいなぁ。 |
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ここからは喜多方市街手前で南下して、塩川経由で会津坂下町でR49に合流。そのあたりでガソリンを給油したところ、燃費はともかく残走行可能距離はとてつもない数値を表示しました。あのね、千葉から九州まで無給油で走れるってこと?(笑)。まぁもちろんこれは数字のマジックで、走るにつれて実走行距離よりもどんどん表示距離は減るのですけれどね。 |
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ちゃんとナビ設定すればそんなことにはならなかったのだろうと思いますが、それほどこだわりがあるわけでもないので「まぁいいや」と思って柳津を離れることに。ええっと自分ってそれほど方向音痴ではないつもりだし勘も利くつもりなんですが、どうしてだったんだろう? |
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(ん?今は「桐の湯」という名前なのかな?) |
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こちらの日帰り温泉は14:00から営業ということでなかなかタイミングを合わせにくく、これまで入浴したことがなかったのです。今回は時間的にもすでに余裕のよっちゃん(死語)なので、いざ! |
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真っ直ぐに延びた浴槽、その一番奥から源泉が流し込まれておりかけ流されています。だから場所によって熱いぬるいの好みの場所が選べるというわけなのですが、湯の表面と底部との人為的温度調整(底部からの湯投入)はされていない様子。ただ浸かった限りでは「底がぬるい」ということはなかったです。 |
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(右上画像マウスオーバーで湯口上部の画像に変わります)。 |
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なお対岸にある栄光館(この時泊まりました)とは別源泉の「赤谷温泉」を利用しており(栄光館は「第二源泉」)、あちらに比べると泉質名に「カルシウム」がない分さっぱりしている気がしますし透明度も高く、湯縁のサルノコシカケ的な成分固着もありません(左上画像マウスオーバーで栄光館の浴槽湯縁画像に変わります)。 |
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このお言葉に、多分そうだろうなとはうすうす思ってはいましたがやっぱりかとちょっと残念。 |
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もしかして独自源泉だったらイイナの夢は潰えました。そこで次の質問に。「以前はジンギスカンなどの食事提供もしていましたよね、もう止めてしまったのですか?」。この質問に対するお返事はある意味予想通りのものでした。 |
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やはり。このあと泊まる「ふるさと荘」も経営的な面から管理者が一時は栄光館に変わり、今は別のところ(後述)が管理運営しているわけです。奥会津エリアの観光全般に対して思うのですが、営業というか売り込み、アピールがあまりに弱過ぎでモッタイナイと思うのです。 |
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というわけでふるさと荘到着です。「来て。」と大書されたポスターが貼られていますが、ふるさと荘(や桐の湯)は立地的な不利というハンデを負っており(R252や対岸の各温泉施設から離れた場所にあり周辺には人家もない)、なかなか経営的に難しい点があるでしょうね。でもそれだけに頑張ってほしいものです。 |
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ロビーも部屋もシンプルイズベストです。ロビーの机といすは宿泊客用というよりも立ち寄り湯のお仲間待ち合わせ用といった感じです。部屋は六畳間ですが広縁付きですしTV・冷蔵庫もあり何の不自由もなし。布団はお客が敷く方式です。し、しかし? |
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実はこちらのふるさと荘、現在の経営者はまさにこの「伊勢屋さん」なのです。以前は川向かいの栄光館さんだったという話は上で書きましたが、まさか別エリアの温泉旅館による経営に変わっているとは。 |
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部屋に入って相撲観戦 with 芋焼酎のお茶割り実践中。窓の外には只見川。 |
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あれ、温泉行かないの?と思われる方もいるでしょうが、チェックイン直前に桐の湯で浸かってますし、そもそもこちらの湯には2度日帰り入浴でお邪魔したことがあるので今回は全然がっつく必要がないのです。 |
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夕食は松花堂スタイルと聞いていて、宿泊料も夕食付き8000円とリーズナブルだったため「ならば夕食はあまり‥」と期待していなかったのですが、温かいものは温かく提供され、天ぷらなどは揚げたて熱々でした。おそらく夕食タイムの始まりに合わせて揚げたものでしょう。品数は多くありませんが自分には十分満足できました。 |
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もちろんこのあとお風呂にも何回かはいりましたが、朝のほうが明るいので画像は次ページにて。おやすみなさい。 |
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