1998 3月後半、あたふたと休暇が2週間ちょい取れたので、前から行きたかったネパールに行くことにしました。で、せっかく行くんならトレッキングくらいしなきゃ意味がない!(もともと山屋なもんで)ということで、いざルートを調べてみたら、カトマンズから10日くらいで行って帰ってこれるところってあんまりないんですね。もっと短いかもっと長いかってばかりで。で、ルクラ方面はただでさえ日程きついところに飛行機が欠航したら仕事にまにあわん!ということであえなくパス。ランタン方面は一人だとえらく高くつきそうなのでこれまたパス。となると残るはメジャーなアンナプルナ方面しかないじゃないかい。でもまあ、初めてのヒマラヤトレッキングには変わりない。てなわけでとりあえず行ってきました。個人で歩いてみたい!という方には少しは参考になるようなことも書いておくつもりですので、どうか見てやっておくんなまし。
Kathmandu ・・・( Air )・・・ Pokhara ・・・( Air )・・・ Jomson ・・・ Kagbeni ・・・ Jarcot ・・・ Ranipowa (Muktinath Return) ・・・ Jomoson ・・・ Marpha ・・・ Tukche ・・・ Kalopani ・・・ Ghasa ・・・ Tatopani ・・・Ghorepani ・・・ Tarapani ・・・Ghandrun ・・・ Birethanti ・・・( taxi )・・・ Pokhara ・・・( Air )・・・ Kathmandu
(Total 11 days Walk)
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Nepal Homemade Roxy ! (トレッキング前の番外編その1)
記念すべきネパールの1日目は思いもかけぬ展開に。長距離線用の機体を2機しか持たないというネパール航空でカトマンズに到着したものの、この夜は何とも幸せなホームメイドロキシー飲み放題に!タラさん夫妻、ありがとう!今度は阿佐ヶ谷で飲もうね!
サンミゲル飲みつつ騒いでた相手はPOLICEだった (トレッキングの準備)
そしてポカラへ。しかし、ポカラでは1泊しかせずに翌日早くもジョムソンまで飛んでしまわねばならぬ。ポーターガイドはどうするの?日本へ帰る飛行機のリコンファームやらなきゃいけないし、ポカラからカトマンズへの帰りの飛行機の予約やらガスカートリッジの入手やら、やるべきことは盛りだくさん。それでも終わって飲み始めてみれば・・?
ムクティナートへ。寒い。
ここではジョムソンからカグベニ経由でムクティナートの20分手前、ラニポワまで。特にラニポワに着くやいなや雪が降り出し、思いっきり寒い一夜でした。快晴の翌日については次のページで紹介します。
ムクティナートから一気にマルファへ
この日の行程は長いんだけれど、とても変化のある、気持ちのいい一日でした。雪は夜半でやみ、朝、一面の銀世界の中、ムクティナートから眺める山々の美しさよ。そして途中の村々がまたいい味だしてるし、マルファではアップルブランデーしこたま飲めるし・・
うーん、やっぱり温泉じゃーっ! (マルファからタトパニまで)
長いカリガンダキ沿いの道をひたすら歩く。目指すはタトパニ。8000m峰にはさまれた狭い谷あいに温泉が湧いているのだ。もちろん沸かし湯なんかじゃない、本物である(水で薄めてるらしいが)。ちょっとツーリストが多すぎるといえばいえる町だが、くつろぐには十分。夜の温泉も堪能したのでした(ここでも持参のガスランタンが役に立ったのだ)。
ゴレパニの休日 (ゴレパニ滞在)
トレッカーの多いのはタトパニと同じだが、何だかここは北アルプスの槍の肩って感じ。昼間は結構閑散としていて、ゆったりと落ち着けます。とくに、お昼頃、プーンヒルの頂上でぼけーっとするのはなかなかのおすすめです。
最後の3日間もロキシー漬けだった (ゴレパニ .. ガンドルン .. ポカラ)
ゴレパニからは2日のコースを3日かけて歩きました。その分のんびり歩けましたが、飲み始める時間が早くなっただけだ、という気もしました。タラパニやガンドルンの朝の展望はなかなかおすすめです。
おまけ:カトマンズのレンタバイク
阿鼻叫喚のカトマンズをバイクで走ってみたい!という人のために、念のため知っていることを載せときました。でも、これ読んで「走ってみたい!」と思う人、少ないだろうなあ。