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しんことTakemaのボルネオ道中記



こんな写真なら誰だって撮れます。だってここはSepilok保護区。
でも純粋野生のオランウータンの撮影には、忍耐と偶然、
そして何よりも運がモノをいうわけですね。

近くて遠い島、ボルネオ。実は結構行きやすく、成田からの直行便だってあるのですが(週一便だけれどね)、やはり日本では遙かに遠いイメージの島であることは疑いない。実はハワイをも凌ぐかと思わせるリゾート施設だってあるし、マレーシアリンギット(RM)の安さも手伝ってとてつもなく安い値段でいい思いのできる島でもあるんですけれどね。

でも… やっぱりボルネオといったら熱帯雨林のジャングルと海でしょう。南洋材の伐採で、人の手の入っていない地域は激減したとはいえ、そこに住む動物・植物種の多様さは驚くばかり。HIVウィルスの治療に役立つ遺伝子等の存在の可能性まで指摘されているほどで、まだまだ「奥の深い」島であることは言うまでもないようです。Takemaにとっては1990、1998に続き3度目の、そしておしんこどん@妻にとっては初めてのボルネオ駆け足行脚、始まり始まりぃ〜っ!ということで。


 その気にならなきゃなかなか行けないLahad Datu!

熱帯雨林でヒルにでも会いたい人くらいしか行かない町Lahad Datu。小さな、そして少々ほこりっぽい町だけれど、何とも親しげな人たちが印象的。

 道から落ちたくないな。Lahad Datu 水上集落エリアお散歩。

水上集落は延々と果てしなく続く。水上モスクなんてのも初めて見たぞ。でも、長年の使用ですっかり波立ってしまった「道」、どうやって直すんだろう。

 約70kmのダート道の先には手つかずのジャングル。Danum Vallay その1!

熱帯雨林の真骨頂、ダヌムバレー(ダナンバレー)。直径4cmにもなるダンゴムシがお出迎え。でも、唯一の宿である「Rainforest Lodge」、いいっすよぉ。

 Danum Valley その2 動物はもちろんいるけれど、恐るべしTiger Leechっ!

Leechとは何か?それは、血を吸う軟体動物、そう、ヒルなんですね。太平洋戦争中に旧日本軍も悩まされたというヒルに、数十年の時を経て遭遇。かわいそうなおしんこどんなのでありました。

 Danum Valley その3 ここで見られた動物たち。

はるか50m上空、木から木へとジャンプするサルを激写っ!でも、うまく撮れたのはそれくらいかな。暗いジャングルの中でズームを使わざるを得ないのだから、うまく撮れないのもやむを得ない。

 Danum Valley その4 ダヌムバレーこぼれ話。

こぼれといっても大したことじゃありませんが、板根で自分の居場所を知らせる方法とか、なぜこのラン(花)にはにおいがないのかとか、とりあえず熱帯雨林基礎知識編です。

 Danum Valley その5 先住民族のお墓は眺めがよいのであった。

あれま、うちらのガイドになってくれたスティーブさんは先住民族の血を引くお方だったとは。300年前のお墓でご先祖様の頭蓋骨さわっちゃった。それにしても恐るべしアイアンウッド!熱帯の木なのにどうしてそんなに堅いんだろう。

 節操なくDanum Valley その6 動物たち2。

その3で動物特集をしたはずなのに、なぜかこんな所でもう1ページ似たようなページを作っちゃう、この無計画ぶりをひらにお許し下さい。しかもなぜかキノコまで。キノコって動物かいっ!(自爆)。

 2回目のSelingan Island。シュノーケリングで海の男Takema誕生っ!?

ここSelingan Islandはウミガメ(Green Turtle)産卵の島。徹底した保護管理政策が取られており、当然フラッシュ撮影も禁止。たった5人でじっくりと産卵観察。

 近くで確実にオランウータン観察をしたければこちら。Sepilok。

ここが動物園と違うところは、ここにいるオランウータン=森の人はみないずれ森に帰されることを前提としている点。でもほとんどがまだ子供ゆえ、挙止動作が何だかユーモラス。

 おいおい、こんなリゾートホテルに泊まっちゃっていいのぉ?他。

大混雑のサンダカン空港からコタキナバルに舞い戻って泊まったホテルにたまげた。マレーシアリンギットの安さを実感!昔、ホテルライフを楽しむならSingaporeと言われたが、Malaysia恐るべしっ!

 11年ぶり、Mt.Kinabalu登山あれこれ(その1)

いやあ、朝KK(Kota Kinabalu)標高0mから、その日の夜は3240mに泊まって、翌朝4095mまで登って、その日のうちにまた0mに舞い戻るとは。何ともハードなスケジュール。現地旅行社恐るべし。

 Mt.Kinabalu登山あれこれ(その2)。お〜いヘロヘロだったよぅ。

11年前と全然違ったのは高山病の激しさ。体調その他によって左右されるとはいえ、平気の平左のおしんこどん@妻をうつろな目で眺めるTakemaであった。頂上まで日本酒担ぎ上げたのにぃっ!

 ボルネオ(Sabah州)に行ってみようと思われる方へのアドバイスその他。

案外いいですよボルネオ。Peninsula Malaysiaに飽きた方には絶対におすすめだし、治安もまあまあだし、英語もだいたい通じるし。是非次のお休みの候補にしてみては?

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